今回は、モロッコタジンをタジン鍋無しでつくりました。
はじめは、タジン鍋を探していたのですが、
モロッコで見かけたようなタイプで、
すてきな素材でカタチのものは
なかなか見つけられず、見つけてもお値段が…高かった。
なので、今回はルクルーゼの鍋で、
タジン風の煮込み料理をつくりました。
これは、街のお土産やさん。
レストランで食べるときのタジン鍋は装飾も無くシンプルなので、
ちょっと違いますが、お土産用に売られているタジン鍋は少年の足下あたりのものが主流かな。アラベスク柄などがド派手で、とてもインパクトあります。
モロッコのタジンには、タジンベジタブル、タジンチキン、タジンコフタ(肉団子)など、色んな種類があります。
これは、シェフシャウエンで食べたタジンチキンとタジンコフタです。
タジンが出来上がっているときは、レストランのタジン鍋のふたの上に
トマトや野菜が載せられていて、出来てますアピールするお店もあります。
おなかが減ったらそれを合図にレストランに飛びば、すぐ食べられます。
基本、何処のも美味しいんですが、エッサウィアに向かう途中の街、
アルジャジーダのホテルの目の前の、なんてことなさそうなレストランの
タジンがいままで食べた中でBESTな味でした。
そういう時に限って、写真撮ってないんですよねぇ。
おなかがすいちゃっていたんでしょうね。
タジンだけじゃなく、カタツムリもおいしいですよ。
これは、マラケシュのフナ広場のカタツムリ屋。
お椀に10個ぐらいとスープを入れてくれます。
だしが出ていて、とっても美味。
ヤミツキになりそうな味ですが、
お昼に市場で売っている生きたカタツムリを見ると、ゲンナリします…。
フナ広場は夕方から夜に行くと熱気に包まれていて、いくら見ていても飽きません。
とにかく、雰囲気がたまりません。
夕方から準備が始まって、夜には凄い人出になります。
食べ物の露天だけでなく、蛇使いとか、歯抜いてあげますよ屋だったり、
子供向けのゲームの露天とかいろいろでて、面白いんです。
ご飯に関しては、露天より広場に面しているレストランが
タジンとかは安くておいしかったな。
モロッコは、街をぷらぷらするのもかなり楽しい。
でも、一度欲しそうにすると商売上手のイスラム教徒は
値段交渉してくるので、要注意なときもありますけど。
街を歩く時、女性は半袖なんかで歩いちゃいけないんですけど、
観光客ということで、私は歩いちゃってましたぁ。
イスラム圏では、アザーンというイスラム教のお祈りが1日に5回(かな?)、
スピーカーから流れてきます。これを聞くと、なんかしらないけど、私は落ち着くんです。
そして、夕方のお祈りが聞こえた後は、夕飯食べ行こうっていう感じになるので、
私たちにとってパブロフの犬的な合図の要素もありました。
モロッコは、アラビア語とフランス語を使うので、コミュニケーションは難しいですが、
なんとか買物もできます。特に、食べ物になると熱心になります。
これは、ザクロを買っているところ。
モロッコのザクロってほんとおいしいんです。
日本ではあまり見ないし、あっても高いけど、モロッコにはいっぱいあって、
おやつ代わりに買ってました。女性の健康にもいいらしいし。
今、気付いたけど隣にいる人、マイクタイソンみたいだったし。
モロッコの旅についてはこちら(「Moroccoの話。」世界一周しています!へのリンク)
ではでは、早速、料理開始です!!
材料
具材
- 牛肉 400g
- ジャガイモ 1個半
- 人参 1本
- トマト 1個
- パプリカ 3色半分ずつ
- タマネギ 1個
- オリーブ 10〜12個
- ニンニク 1片
調味料・香辛料
- ガーリックパウダー 少々
- ジンジャーパウダー 少々
- クミン 少々
- サフラン 少々
- モロッコ塩 少々
- 胡椒 少々
のせ具材
- イタリアンパセリ 適宜
お肉たっぷりで美味しそう!!
ひろしさんの家の前で採れたゆずで作ったゆず茶を頂きながら、調理スタート!
調理開始
1.
お肉を一口大に切ります。
2.
半分のタマネギをスライスします。
3.
オリーブオイル200mlを計ります。
結構たくさん使います。
4.
タマネギは水にさらしときます。
5.
オリーブオイルと皮を剥いて芽を取ったニンニクを鍋で熱して、そこに牛肉を加えます。
6.
焦げないように気をつけます。
7.
タマネギを鍋にくわえます。
8.
タマネギ半分なので、これぐらいの量。
9.
かき回して、火を通します。
10.
ジャガイモの皮をむきます。
スケッチブックの殴り描き。
11.
炒めたものに、モロッコ塩を加える。
12.
ガーリックパウダー、ジンジャーパウダー、クミンなどの調味料を加える。
13.
ガーリックパウダー、ジンジャーパウダー、クミンなどの調味料を加える。
14.
調味料がまんべんなく馴染んだら、弱火にする。
15.
人参を縦長に切る。
16.
人参と縦長に切ったジャガイモ半分分をこのように並べる。
17.
残りの半分のタマネギを真ん中に載せる。
18.
その上から、残りのジャガイモを載せる。
19.
パプリカを並べる。
20.
3色のパプリカを使うと見栄えがぐっと良くなります。
21.
オリーブを半分に切ります。
22.
鍋にオリーブをいれます。
23.
スライスして、半分にしたトマトをパプリカの上に並べ、上に、サフランをいれます。
24.
胡椒を回しかける。
25.
フタをして、1時間煮込む。
26.
途中で、イタリアンパセリを加える。
パクチーに似てるけど、パセリです。
27.
途中で様子を見ながら煮ます。
28.
パンを切っておきます。
29.
1時間後完成!
30.
パンと一緒に、いただきます。
ルクルーゼはホントなにかと活躍!!
重いのでちょっとという人も結構いますが、
入れてフタするだけで色んなもの作れちゃうし、
鍋のままテーブルに持って行けるのが、とってもステキです。
シンプルな味つけなのにおいしい。
あっという間に完食。
食後は、おはぎを頂きましたぁ。