福富書房

かえる。

ハワイ語会話 その13 「練習その4/Ha’awina eha/Lesson Four」

北鎌倉ハワイアンセンター

2012年10月24日|森下 茂男

ハワイ語会話の実践編はその4になりました。今回は、食事編です。食べるという言葉からはじまったとされるハワイ語会話、食事編は、いわば基本中の基本ということです。「お腹がすいた」、「のどが渇いた」などは、まさに実践会話の練習にはぴったりのテーマです。二人の会話の背景、たとえば、知り合いなのか、初めて会う相手なのか、会話のなかから探ってみてください。

レストランでの注文

食べ物&飲み物の注文

食べ物の場合

相手が1人:
makemake `oe i ke aha?/マケマケ・オエ・イ・ケ・アハ?
「食事は何にしますか?」
相手が2人:
makemake `olua i ke aha?/マケマケ・オルア・イ・ケ・アハ?
相手が3人以上:
makemake oukou i ke aha?/マケマケ・オウコウ・イ・ケ・アハ?

それに対して1人:
‘Ae, makemake au i ka?(h、i、l、m、n、u、w)/アエ、マケマケ・アウ・イ・カ?
‘Ae, makemake au i ke?(a、e、k、o)/アエ、マケマケ・アウ・イ・ケ?

  • p、[`]はkaまたはke
  • 2人の場合は、「アウ」のところが「カーウア=kāua」になります。
  • 3人以上の場合は、「アウ」のところが「カーコウ=kākou」になります。

定冠詞のka、またはkeは、英語のTheにあたるわけですが、kaは、その次にくる言葉のはじめが「h、i、l、m、n、u、w」であることはまえにも述べましたが、たとえば「L」からはじまるハワイ語「Laulau/ラウラウ」では、「’Ae, makemake au i ka laulau」となるわけです。Keの場合は、の次にくる言葉のはじめが「a、e、k、o」となります。たとえば「K」からはじまるハワイ語「Kalua Pua`a/カルア・プア・ア=豚肉のカルア」では、「’Ae, makemake au i ke Kalua Pua`a」となります。
また、答え方には「ka、ke=その」のかわりに「kekahi=ある」を使う方法もあります。
(1人の場合)
‘Ae, makemake au i kekahi?/アエ、マケマケ・アウ・イ・ケカヒ?
「はい、?をください」

飲み物の場合

Make wai ‘oe i ke aha?/マケ・ワイ・オエ・イ・ケ・アハ?
「飲み物は何にしますか?」
答え:
‘Ae, make wai au i ka ?(ke?)/アエ、マケ・ワイ・アウ・イ・カ?(ケ?)
「はい、?をください」

食事に関する単語

何度も述べていますが、ハワイ語は、食べる=`aiという言葉が基本になっています。`aiの複数形、`aina=食事であり、食べ物をとれる場所=土地、であり、ハワイアンが生まれたところ祖国でもあります。物や人を意味する=meaに、`ai=食べるを加えると、mea ‘ai=食べ物になります。

`ai/アイ=食べる
mea ‘ai/メア・アイ=食べ物
`aina/アイナ=食事、Hale `aina/ハレ・アイナ=、食堂、レストラン(古代ハワイ社会では、Hale `ainaは食事をする場所でもあり、女性・子どもが居住する場所でもあった)
`aina kakahiaka/アイナ・カカヒアカ=朝食。`aina kakahiakaの`ainaをalohaに変えると、「おはよう」という朝の挨拶になります。同じように、昼食、夕食のainaをalohaに変えると「こんにちは」、「今晩は」という挨拶になります。
`aina awakea/アイナ・アヴァケア=昼食
`aina ahiahi/アイナ・アヒアヒ=夕食
paina/パイナ=ディナー、パーティ、食べ物(painaは英語のPartyからきた外来語)

食べ物、飲み物(ka?、またはke?のあとにつづく食べ物、飲み物)

ハワイアンのソールフード、タロから作られたポイをはじめ、ハワイの伝統料理や調理法の呼び方、そして、キャプテン・クック以降に導入された食べ物や飲み物の外来ハワイ語を示しました。

Laulau/ラウラウ:ティリーフやバナナの葉で包まれた豚肉・牛肉・魚・タロを地下かまど(Imu)で焼いたり蒸したハワイ独特の料理。
Poi/ポイ:蒸したタロをすりつぶした食べ物。古代ハワイアンの主食で、日本人のお米に相当する。
Kalua Pua`a/カルア・プア・ア:Kaluajは地下かまど(Imu/イム)で焼いた料理。Pua`a/プア・アは豚で、Kalua Pua`aは、豚の丸焼き料理のこと。
Pipi Kalua/ピピ・カルア:牛肉のカルア
Poke/ポケ:現在のハワイではPoki/ポキと呼ばれているが、正確にはPokeで、刻む、または切り身という意味。マグロやカツオ、タコなどの生魚を切り(主に四角にカットする)、細かく切った海草やタマネギ、青ネギなどを混ぜ、塩とごま油、醤油、ワサビなどをまぶすハワイ料理。マグロを使ったAhi Poke/アヒ・ポケ、カツオを使ったAku Poke/アク・ポケ、タコを使ったHe`e Poke/ヘ・エ・ポケなどがある。
Lomi/ロミ:ロミとは揉むという意味だが、生魚(主に鮭が使われる)にタマネギ、トマトを細かく切って揉みこんだハワイ料理。
Pa`akai/パ・アカイ:塩、Pa`aは固いという意味で、kaiは海という意味のハワイ語、つまり固い海で塩になります。
I`a/イ・ア:魚
I`a Hou/イ・ア・ホウ:刺身、Houは新しいとか新鮮という意味。
I`a maka/イ・ア・マカ:生魚、makaは生の、または塩漬けではない新鮮な、という意味。
Aku Malo`o/アク・マロ・オ:干し魚、Malo`oは乾燥したという意味。
Ahi/アヒ:マグロ
Aku/アク:カツオ
He`e/ヘ・エ:タコ
Moa/モア:鶏
Pua`a/プア・ア:豚
Pipi/ピピ:牛
Aka`a kai Maui/アカ・ア・カイ・マウイ:マウイ・オニオン
Niu/二ウ:ココナッツ。ココナッツもまたタヒチなどからハワイへ運ばれてきたカヌープランツのひとつ。
Mai’a/マイ・ア;バナナ。バナナもカヌープランツのひとつ。
Kī/キー:ティ(英語からきた外来語)、ハワイ語には「T」の文字がないため、「K」文字を当てはめました。
Kopi/コピ:コーヒー(英語からきた外来語)
Koloaka/コロアカ:コーラ(英語からきた外来語)
Pia/ピア:ビール(英語からきた外来語)、ハワイ語には「B」の文字がないため、「P」文字を当てはめました。
Wai Hu`ihu`i/ヴァイ・フ・イフ・イ:冷たい水
Wai Hua`ai/ヴァイ・フア・アイ:フルーツジュース、Huaは果実とか種という意味で、Hua`aiで果物をさすハワイ語です。
Wai Wela/ヴァイ・ウェラ:お湯
Waiū/ヴァイウー:牛乳、ū/ウーは乳首、乳房という意味や、滴が垂れる、湿っぽいという意味のハワイ語で、Wai/ヴァイ=水と合わさって、Wai+ū/ヴァイ+ウーで、牛乳というハワイ語ができ上がっています。人間のお乳も同じWaiūを使いますが、また乳母、乳房、乳児に乳を与えることもWaiūといいます。

コメント